福を求めにぎわう 伊那市高遠で「だるま市」

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だるまを買い求める人たちでにぎわいを見せた、伊那市高遠町の「だるま市」

伊那市高遠町の冬の風物詩「だるま市」は11日、鉾持神社参道などを歩行者天国にして開いた。沿道には、だるまや縁起物を売る露店が軒を連ね、福を求める家族連れらでにぎわいを見せた。

だるま市は、家内安全や五穀豊穣を願う同神社の祈年祭に合わせて開かれ、室町時代に起源を持つとされる伝統行事。

参道の両側にずらりと並んだ露店では、多彩な色合いをした、大小さまざまなだるまを販売。「大きなだるまほど、縁起がいいよ」などの売り子の声が飛び交った。値切ると縁起がいいとされ、「もう一声」と値段を交渉する人の姿も。大きなだるまが売れるたびに、小気味よい手締めの音が鳴り響いた。

鉾持神社境内には参拝者による長蛇の列ができ、前年に購入しただるまを奉納する人も。沿道には、地元の有志団体が手作りした人形飾りも設置され、訪れた人たちを楽しませていた。

50年以上にわたり毎年訪れているという地元の男性(83)は「だるまのおかげもあって、健康でいられています」と感謝。自身の無病息災を願ったり、娘家族らにプレゼントしたりするために大量の福だるまを買い込んだ。

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