2020年2月13日付

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年度末が近づくこの時期、高校生が授業などで取り組んできた成果を発表している。学ぶ中で見つけたり関心を持ったりした課題を解決するための研究や、文化芸術的な創作活動など。多彩な分野にわたっていて、驚かされる▼岡谷工業の環境化学科3年生は諏訪湖の水質調査などを行い、諏訪実業の2年生は移住促進などに関するアイデアを考えた。赤穂の商業科3年生はイベントを通じて地域住民と交流するなどし、上伊那農業の3年生は学科ごとにウズラの飼育や校内のデジタル図面化などを進めた▼岡谷東の3年生は高大連携の授業で英語研究などを受講。伊那北の理数科2年生はマイクロプラスチックが生態系に与える影響などを調べ、諏訪清陵は失われつつある方言を守る提言などをまとめた▼発表では、駒ケ根工業の3年生は製作した品などをブース展示で紹介した。諏訪実業の服飾科3年生は手作りしたドレスを着てステージに登場。伊那西の生徒は練習を重ねた音楽やダンスを披露した。この、発表するというところに大きな意味があろう▼研究などに打ち込み、結果を得るのは自分を磨き深めるに違いないが、発表して評価や助言を受けることで、成果の価値がより高まる。「今までで一番いい演奏だったと思う」と、伊那西の一人が笑顔で話した感想が象徴的だ。人に伝える工夫も必要だから、コミュニケーション力を養う機会にもなる。

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