子どもの可能性広げて 茅野でフォーラム

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子育てについて考えた「親子ふれあいフォーラム」

子育てのコツなどを学ぶ「親子ふれあいフォーラムin茅野2020」(親子ふれあいくらぶ主催)が8日、茅野市中央公民館で開かれた。育児教育家や療育アドバイザーらの話を聞きながら、子どもを取り巻く環境や子育てについて考えた。

講演では、山梨県北杜市の「森のようちえんピッコロ」代表で幼児教育家、中島久美子さんが、時間に追われず子どもたちの心と向き合う保育について話した。「多くの保育園、幼稚園では子どもたちが保育士や先生の模倣ばかりしていて自分で考え行動することができないでいる」とし、アメでもなくムチでもない、子どもたちが自ら考え学んでいく教育の必要性を訴えた。

島根県出雲市の療育支援施設「ゆめの森こども園」を運営する療養アドバイザーの前島由美さんは、感覚過敏からくる問題行動や不登校などで苦しい状況に置かれた子どもたちを救うための活動について講演。食を見直し、改善する取り組みなどを紹介した。

このほか元統合失調症、双極性障害患者で、断薬によって病を克服した現役女子大学生が自らの体験談を語り、不登校の子どもを取り巻く環境の重要性についても訴えた。

親子ふれあいくらぶは、子どもたちの自己肯定感を高める子育てなどを考える団体として今年1月に発足。定期的に講演会や学習会などを開催する予定で、両角秀喜代表は「これからの子育ては、子どもたちの発達の多様性を地域が認め、子どもたちの未来の可能性を広げていくことが重要になる」と話していた。

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