茅野のこども食堂 一度自粛も通常通り開店

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多くの親子が楽しみに集まるこども食堂

新型コロナウイルスの感染が拡大し、学校が臨時休校となる中で、茅野市のNPO法人「信州協働会議」(八幡香理事長)が運営する「こども食堂」が、自宅待機でストレスがたまりつつある子どもや親たちの息抜きの場になっているようだ。

同こども食堂は、茅野市ちのの「かふぇ天香」で週1日開かれている。県内で感染者が判明したのを受けて一度活動を自粛したが、休校による自宅待機で孤立する可能性のある子どもが増えると懸念されることから、子どもの精神衛生面も考慮し、熟慮を重ねた上で通常通り開く決断をしたという。

通常通りとはいえ、積極的な参加呼び掛けはせず、集まりたい人たちが自由に集い、テーブルを囲んで食事を楽しむスタイルで開催。それでもこども食堂が開店すると、楽しみにしている親子らが続々と集まってくる。

参加した小学生に話を聞くと、大半は日中、自宅にいてゲームをし、動画サイトを見たり勉強したりして過ごし、外に出る機会は少ないという。時に暇を持て余すこともあるようで、「仲良しの友達に会えなくてさみしい」「早く学校に行きたい」「外で思いっきり遊びたい」などの声が聞かれた。母親からは「外に出たくてうずうずしているのが分かる」「少しでもストレスを解消してあげたい」という声が漏れていた。

同会議のメンバーは「こども食堂を開くことに対してさまざまな意見があることは承知しているが、こういうつらく暗い時期だからこそ、交流してストレスを解消できる場を求める人の助けになれれば」と話している。

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