新艇庫の建物完成 下諏訪町

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完成した下諏訪町の艇庫「AQUA未来」

下諏訪町と県が諏訪湖活用拠点として湖畔に建設していた新艇庫「AQUA(アクア)未来」の建物が完成し、27日、工事請負業者が町に引き渡した。町は東京五輪・パラリンピックボート競技出場国の合宿誘致を目指しており、青木悟町長は「素晴らしい艇庫。大会は延期になったがこれでより誘致しやすくなった」と話している。

建物は昨年6月に着工した。鉄骨造り2階建てで延べ床面積は約1千平方メートル。収容艇数は135艇で、オール掛けには720本収納できる。1階に男子、2階に女子の更衣室を設け、艇庫近くには疲労回復施設として足湯も設置した。設計・監理はアルファ設計(同町)、工事は六協とサマデイ(いずれも同町)の2社による特定建設工事共同企業体が請け負った。総工費は3億4650万円。

水上防災拠点も兼ねており、災害時に湖周の道路が寸断された場合などには、ボートで傷病者を対岸の病院に搬送したり、救援物資を運んだりする発着点として活用する。防災倉庫を設置したほか、災害対策室も配備した。

町によると、東京五輪・パラリンピックを控え、アルゼンチンとウクライナのボート協会などから合宿場としての使用に関する問い合わせがあった。青木町長は「全国の艇庫を見たがここが日本一。出場国チームに誘致を呼び掛けたい」と話した。

町は4月4日午前10時から完成記念式典を同艇庫で開き、供用を開始する。式典では関係者がテープカットするほか、諏訪地域の社会人クルーが新艇庫からボートを出して漕ぐ。

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