感染疑われる人 登山控えて

LINEで送る
Pocket

春山シーズン(4~6月)を迎え、県などは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、感染が疑われる人に入山を控えるように呼び掛ける。今後、登山口に掲示物を貼る。県警は、遭難者に感染の恐れがあっても防護服を着て救助する方針だが、通常より時間がかかるとして注意を求めている。

県山岳安全観光課によると、感染症の 対策で休業する山小屋などがある。同課は、入山の際にキャンプ場も含めて営業状況を確認するように求めている。山小屋は密閉、密集、密接の「3密」の状態になりやすいとし、3密を回避する対策や利用者に症状がある場合は保健所に相談するよう指導しているとした。

遭難発生時の対応として県警は、通報を受けた段階で、遭難者に発熱や渡航歴などを確認。感染の恐れがある場合に、保健所への相談などを踏まえ、必要に応じて隊員が防護服を着てヘリコプターで救助する。こうした対応のため、救助には通常より時間がかかるとしている。

遭難防止の対策では、登山口など県内約30カ所で相談所を開設するが、感染症対策などで規模を縮小する場所もある。北アルプスの涸沢では27日~5月6日に県警山岳遭難救助隊が常駐するが、隊員を例年の半数程度とする。

積雪状況は、北アルプスの西穂山荘が2メートル30センチ(前年同期比20センチ減)、八ケ岳の黒百合ヒュッテが1メートル(同比80センチ増)、中ア千畳敷ホテルが3メートル(同比50センチ減)など。県警は「春山は雪の解け具合で状況が変わりやすい。入山の際には準備をしっかりしてほしい」と呼び掛けている。

おすすめ情報

PAGE TOP