中洲クラブが田植え 子どもの姿なく

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田植え機を使ってもち米の苗植えに取り組む中洲クラブのスタッフら

諏訪市中洲小学校の地域総合クラブ「中洲クラブ」(平林光典会長)は9日、同市中洲神宮寺の水田にもち米の苗を植えた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため児童や保護者は参加せず、スタッフや地域住民、同校教員の計4人で行った。

水田は約300平方メートルで、苗箱約10箱分を植えた。例年だと参加者が手で植えているが、今年は児童や保護者がいないため田植え機を使った。田植え機で植えきれない場所は手作業で行った。同クラブ発足当初から田植えを指導する後町邦夫さん(70)=中洲=は「稲刈りだけでも子どもたちが参加できれば」と期待した。

同校5年生が米作りの学習で管理する水田約300平方メートルの田植えも実施。13日に田植えの授業を予定していたが、休校のため、学校側が同クラブに作業を依頼した。5年の学年主任で中洲クラブを担当する守矢雅樹教諭(45)は「子どもたちが泥だらけになりながら元気に苗を植える姿が見られなくて残念」と肩を落とした。

同クラブは学校週5日制を機に始まり年目。児童が地元の伝統的な遊びや文化、農業などを体験できるよう活動している。今年度は4月11日にジャガイモ植え、同25日に水田のあぜ塗りを行ったが、いずれも児童は参加しなかった。

平林会長(65)=中洲=は「長期にわたって子どもたちが参加できないのは初めて。子どもたちの声が聞かれないのは寂しい。今後も魚釣りや餅つきを予定しているので、早く子どもたちが参加できる状況になってほしい」と話した。

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