富士見で18日から「デリバリーサービス」

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デリバリーの仕組みを説明する和田社長(左から2人目)

富士見町商工会と町、貨物輸送のサンシンワークス(本社富士見町、和田賢司社長)は、町内飲食店が提供する持ち帰り用の弁当やオードブル、菓子などを無料で自宅まで個別配達する「デリバリーサービス」を18日から始める。新型コロナウイルス感染拡大で苦戦が続く飲食店の支援策を一歩進めて、宅配が難しい店主と、買い物や外出が難しい交通弱者を結ぶ新たな取り組み。1カ月間、期間限定で試行する。

町商工会は先月末から参加店舗を募って持ち帰り、宅配販売を合同PRする「おうちde(で)ごはん」事業を展開。店内提供にとどまらず、持ち帰りや宅配で事業拡大の足掛かりにしてほしい、との願いを込めるが、一人親方が多い町内店舗は宅配まで手が回らない実情がある。

また、町内の高齢化で店まで足を運べない人も増えており、交通弱者の買い物支援は町の大きな課題ともなっている。そこでサンシンワークスが配達への協力を提案。配達費用を町が支援し、実現に漕ぎつけた。

サービスは、消費者が各飲食店にメニューを注文すると同社が店から各家庭へ集配する仕組み。配達エリアは町内で、昼と夕方の2回。昼は当日午前10時まで、夕方は午後3時30分まで注文を受け付ける。配達にかかわる費用は店側、購入客双方とも無料。

和田社長は「経営者仲間の苦労を目の当たりにし、何か手助けできないかと気をもんだ」といい、取引先の不況で空車となっている保冷車両の活用を思い立った。「自宅まで料理をお届けすることで町内飲食店の頑張りを身近に感じてほしい」と話す。

名取重治町長も、「町と商工会、民間の連携で(商業振興や交通弱者対策などの)これからにつながるいい動き。各店舗の気持ちも前向きになれば」と期待を込め、需要に応じてサービスへの支援の継続も-としている。

参加店舗の紹介チラシは近く発行の町広報とともに全戸配布し、町役場、商工会にも置く。

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