2020年5月14日付

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医療機器メーカーの調べだと、調査した日本人の約7割の平熱は36度後半から37・2度までに入るとの結果があるという。ただ、平熱が低い人は37度程度でも発熱を疑った方がいいとも。一日の間でも夕方は高くなる。体温を的確に捉えるのは簡単ではないのかもしれない▼臨床的には37・5度以上が発熱、38度以上が高熱との基準が示されている。厚生労働省は新型コロナウイルス感染に関する相談や受診の目安について、「37・5度以上の発熱が4日以上続く」との表記を削除した▼以前の目安だと、37・5度との数字の印象が強く、感染を疑われる人が相談や受診を過度に控えていると指摘があった。保健所(帰国者・接触者相談センター)が目安を理由に相談を断る例があったともされる。新たな目安が感染者の重症化防止につながってほしい▼専門家会議が提言した「新しい生活様式」では毎朝の体温測定が挙げられた。試しに手元の体温計で測定すると「36・4度」。別の体温計で測ると「35・9度」。体温計によって誤差があるのか。どちらが実際に近いのか分からないので「35・9~36・4度ほどの体温」と解釈した▼新たな相談目安では「息苦しさ、強いだるさ、高熱など強い症状のいずれかがある」などを設定した。個人差がある平熱とそれを加味した発熱。自身の体温の傾向と体調の変化を把握することがコロナと向き合うには必要だ。

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