緊急事態宣言が解除 諏訪地方初の週末

LINEで送る
Pocket

駐車場の空きが目立つ諏訪湖サービスエリア=16日

新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が解除され、外出自粛や休業要請が緩和された。宣言解除後、初の週末を迎えた16日、降雨の影響もあり諏訪地方の観光地や商業施設の人出はまばらで以前のにぎわいは見られなかった。客足が戻りつつあるとする施設もあり、関係者は、にぎわい復活に期待を寄せた。

気分転換に

中央道下り線の諏訪湖サービスエリア(SA)は、県外ナンバーの乗用車も見られるものの、人通りはまばら。依然休業しているレストランや食事提供施設もあった。休憩で訪れた長距離トラックの運転手(42)は「われわれは越県しないわけにいかないが、一般の人にはもう少し県を越えた観光を我慢してほしい。ただ、経済を活性化させるためにも解除はありがたい」と話した。

山梨県との県境近くにある道の駅「信州蔦木宿」(富士見町蔦木河原)は、休業していた施設内の日帰り温泉施設「つたの湯」の営業を再開した。サウナや休憩室などは休止中で、地元利用者が中心だが、山梨県からの来場者もいるという。

北杜市から道の駅を訪れた男性(65)は「越県移動の自粛が呼び掛けられていたので、訪れたのは2カ月ぶり。以前は入浴に来ていたが、きょうは様子を見てからと思い、ドライブだけ。それでも良い気分転換になりました」と笑顔を見せていた。

八ケ岳中央農業実践大学校(原村)の直売所周辺で毎週土、日、月曜日に加工品やクラフトなどを販売する「八ケ岳農場マルシェ」。出店店舗の一つ「JAM382」は、果実本来の味と食感が楽しめるジャムや、希少糖を使ったフルーツビネガーを屋外のブースで販売する。

保坂昇代表=同村原山=は「農場周辺は広々として密にならない環境。諏訪地域の皆さんに訪れてもらい、出店店舗や直売所の魅力的な商品を買っていただければ」。ネット販売に対応する店もあり「情報発信で応援していただければうれしい」と話した。

安全が第一

複合商業施設のレイクウォーク岡谷(岡谷市銀座)は、緊急事態宣言中も時間短縮で営業を継続していた。解除後、急速な回復は見られないが、「徐々に客足は戻りつつある」(同店)。しかし、テナント店の一部はいまだ休業状態で、客の入りも通常の週末の6割程度。

下平一夫モール支配人は「早く通常に戻ってもらいたいが、安全が第一。お客さまも自主的に店内での感染予防に努めており、店としてもこれまで以上に感染予防対策を徹底していきたい」と話している。

おすすめ情報

PAGE TOP