2020年5月20日付

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週末はサッカーのイングランド・プレミアリーグをテレビで観戦する。時差があるので試合は大抵深夜から翌日の早朝。結果に一喜一憂し、都合がつかず見逃した翌日は結果が分からないよう、録画を見るまでインターネットなどからの情報を遮断する。あきれる家族を尻目に、そんなことを何年も続けている▼シーズンはおおむね8月から5月。終盤に向け順位争いが佳境を迎え、今期こそはと応援に熱を帯び始めた3月中旬、新型コロナウイルス感染拡大を受けリーグ戦が中断した。寝不足解消の一方で募る欠乏感。外出自粛、分散勤務などとともに経験した生活の変化だ▼テーマパークの営業やモスクでの礼拝、プロ野球など、世界各国で段階的に生活を取り戻す動きが始まっている。国内でも緊急事態宣言が39県で解除され、県内は22日から全業種で休業要請が解除される見通しとなった▼流行はピークを越えたとされるが、専門家の間では第2波の発生はほぼ確実視されているとも。これからの取り組みは、感染防止と社会経済活動の両立を目指す世界的な社会実験との見方もある。しばらくは手探りでの一進一退が続くのだろう▼店舗営業やプロスポーツ再開などの動きは喜ばしいが、同時に日常を取り戻すまでの道のりの長さも再認識したい。「新しい生活様式」で乗り切るには、これまで以上に個々の自覚と行動が問われることになりそうだ。

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