分散登校で授業再開 県立高など

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授業再開初日の23日、分散して登校する生徒たち=諏訪市の諏訪二葉高校

新型コロナウイルスの感染防止で休校が続いていた県立の中学や高校、特別支援学校は23日から、一度に集まる生徒数を抑える分散登校による授業を再開した。諏訪二葉高校(諏訪市)では同日、3年生約240人が午前と午後に分かれて半数ずつ登校。授業時間を短縮し、5時限分の授業を受けた。

同校は県教育委員会の方針に従い31日まで、月曜から土曜の週6日のうち1日に1学年ずつ登校させる。午前と午後で生徒を入れ替え、授業時間は通常より短縮する。クラブ活動や生徒会活動は休止のまま。登校前の検温や手洗い、間隔を空けた座席の配置、換気など対策に努める。分散登校に並行して、オンライン授業などで自宅学習も進め、ウェブサイトなどを通じて質問を受け付けるという。

午前と午後の入れ替わりの登下校時、校門前では「久しぶり」と声を交わし、笑顔を見せる生徒の姿が見られた。一方、2カ月近い学習の遅れに不安の声も。山田麻優子さん(17)は「休校中に学習していたが、自分の勉強が遅れている気がした。今月はあと1回しか登校しないので再開した感じがしない」。西尾望愛(のあ)さん(17)は「これから文化祭や部活、受験がどうなるか決まっていないので、いつ何をすべきか分からない」と心配そうだった。

藤澤由夏教頭は「とにかく遅れた学習を取り戻していきたい。生徒が生活のリズムを取り戻せるようにも努めたい」と話した。

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