健康活動にポイント加算 富士見町

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ポイント付与やスマホを使って町民の健康づくりを推進

富士見町は、町民の自主的な健康づくりに商品券を付与する「みんなで健康223(ふじみ)プロジェクト」を1日にスタートした。健診や人間ドックの受診、献血、血圧管理など1年間の取り組みをポイントに換算し、500ポイント以上貯まると町が500円相当の商品券を贈る。スマートフォンを使って歩数管理や、町から健康情報配信のサービスも始める。

対象は町内在住の20歳以上の町民。ポイントの対象は▽各種健診・検診▽健康イベント▽個々のチャレンジ―の3項目。一般健診や人間ドックを受けると200ポイント、がん検診を受診したら50ポイント―などと得点を加算する。

「バランスの取れた食事を摂る」「体重や血圧を毎日、1カ月間記録する」「体操を休まず1カ月間続ける」といった在宅で取り組む自己流の健康活動もポイントになる。商品券は町内の小売店、飲食店など登録店で使え、町内の経済活性にもつなげる。

商品券との引き換えは自己申告制。町役場やコミュニティ・プラザなどに備え付けの専用台紙に記入し、実践の成果が分かる記録を添付して保健福祉係窓口に提出する。初回の引き換えは来年1月から。

スマホのアプリケーションを使った健康づくり事業は、都内のコンサルティング業、elDesign(エルデザイン)と、健康関連のIT企業、FiNC Technologies(フィンクテクノロジーズ)、中部電力(本社名古屋市)の3社が参画。昨年9~10月に町民約40人が参加して行った実証実験を経て実用化した。

毎日の歩数をスマホで管理し、町内の仲間同士で語り合ったり、年間順位を競い合ったりして運動意欲の向上につなげる。町から健康に関する情報を随時配信し、町民の意識高揚にも活用する。

現在、町の一般健診、特定健診、後期高齢者健診の受診率は平均約50%で、歯科検診は10%程度と低調。同プロジェクトで受診率向上への期待も込める。

町住民福祉課は「新型コロナウイルス感染症の影響で活動自粛を余儀なくされ、慢性的な運動不足や高齢者の筋力低下などが懸念される。若いうちから健康づくりへの意識を育て、習慣化につながれば」と話している。

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