過去最少の利用者数 駒ケ岳ロープウェイ

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6日に運行を再開した中央アルプス駒ケ岳ロープウェイ

中央アルプス観光(駒ケ根市)は12日、運行する「中央アルプス駒ケ岳ロープウェイ」の2019年度(19年4月~20年3月)の利用者が、過去20年間で最少の17万2606人だったと明らかにした。支柱の脚の一部が変形した不具合で1月から約5カ月間運休したことが大きく響き、前年度に比べて14・6%減少。20年度も運休とともにに新型コロナウイルスの影響で例年の6割程度となる12万人の利用を見込んでいる。

同日開かれた同社の株主総会で19年度(第58期)の事業実績を報告した。7~10月にかけての繁忙期に悪天候だったことも客足に響き、減少は3年連続。過去最高だった1994年度の半分に満たなかった。

中ア千畳敷で運営する「ホテル千畳敷」の宿泊客数も前年度に比べて23・3%減の5504人。ロープウエーと同じく3年連続で減った。

ホテルとともに今月6日に再開したロープウエーは、週末1日160人程度、平日は数十人から100人前後の利用者で、当初の見込みよりも少ない状況だという。

同社の担当者は「まだ観光に対して不安感を持っている人が多いのだと思う。その不安がいつまで続くか見通すのは難しいが、国や自治体などの観光キャンペーンが打ち出されれば、変化も出てくると思う。弊社も新型コロナ対策に取り組みながら、状況をみて柔軟に取り組み、誘客できるよう準備は進めていく」としている。

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