小説「ブデチ」出版 茅野の鶴石さん

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小説「ブデチ」を自費出版した鶴石悠紀さん

社会保険労務士、民生児童委員などの傍ら、趣味で執筆活動を行う茅野市宮川の鶴石悠紀さん(74)が、小説「ブデチ」を幻冬舎から自費出版した。その容姿(ブス・デブ・チビ)から頭文字を取ったあだ名「ブデチ」を付けられ、いじめられっ子の中学生、神山エリが主人公。430ページの長編で、いじめっ子も、いじめられっ子もそれぞれの問題と向き合い、成長していく物語を描いている。

大きな目次は、中学生活開始、いじめっ子の事情、転校生、音楽祭、真相、合唱部、進学、再開、社会に出て-。さらに、いじめのエスカレート、同級生の謝罪、過去の狂暴意識を救えるか、継父との和解、クラスメートの進路、ブデチバンド結成、精神科医として-といった45章に分かれている。登場人物は大人も含め66人。物語は、いじめっ子らの生い立ちや家庭事情、前世の経験などにも触れながら展開する。

エリは、どんないじめにも屈せず、ただ者ではない雰囲気を漂わせる少女。自分をいじめる人を憎んだりせず、彼らが抱える心の闇を晴らそうと奮闘し、奇跡を呼び起こす。

鶴石さんは「読み応えのある内容。子どもや大人、いろいろな立場の人に読んでもらい、何か感じてもらえたら」と話している。四六判、税抜き1200円。

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