AIオンデマンド交通の導入提案 茅野市

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茅野市の新地域公共交通検討会議の初会合は18日夜、市役所で開いた。事務局の市は地区内に設定した拠点にバスで移送し、拠点から乗り合いタクシーで目的地を結ぶ新しい地域公共交通システム(AIオンデマンド交通)の導入を提案。仕組みを検証する実証運行の実施が了承された。地域戦略課は「今年度内の実証運行開始を目指したい」としている。

高齢者ら住民のほか、観光客、別荘滞在者らの利便性向上が目的。JR茅野駅と地域に設定する地区内拠点をバス(2次交通)で結び、拠点から目的地や自宅に乗り合いタクシー(3次交通)で送る形を想定する。乗り合いタクシーでは人工知能(AI)を活用して最短ルートを走行。タクシーの運行範囲は交通事業者と詰める。曜日運行だったり、目的地まで時間がかかったりする既存バス路線の課題改善を図る。

NPO法人などの参画で自家用有償旅客運送の導入を視野に入れる。実証運行の財源には国の補助事業の獲得を目指す。

この日発足した検討会議では第1段階としてAIオンデマンド交通の実証運行の実施や検証を行い、第2段階として新たなシステムを利用できない人への対応を検討する―とした。

検討会議は国土交通省北陸信越運輸局や市、交通事業者、福祉、地域コミュニティー、別荘事業者の関係者ら約40人で構成。会長には篠原敏・茅野商工会議所建設産業委員長を選んだ。

今井敦市長は「(移動手段確保を進めてきた)それぞれの立場の人が一堂に会し、市に最適な交通システムを考えたい」と述べた。

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