疫病鎮めた「良源」の肖像画 光前寺で公開

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良源の肖像画を前に「角大師」のお札を手に、新型コロナウイルスの収束を願った吉沢道人住職

駒ケ根市の光前寺は、疫病を鎮めたと伝わる平安時代の天台宗の高僧・良源の肖像画の特別拝観を始めた。新型コロナウイルスの収束を願い、普段は非公開の江戸時代初期・狩野派絵師の作とされる寺所蔵の掛け軸を境内の本坊で公開している。

延暦寺の中興の祖とも呼ばれる良源は疫病が流行した際に、角を生やした鬼「角大師」となり、その姿をお札にして配り、疫病を退散させたと伝わる。

角大師のお札は今も魔よけのご利益があるとして信仰を集めており、同寺では特別拝観に合わせて希望者に1体500円でお札の授与も行っている。

同寺は新型コロナウイルス感染防止のため一時拝観を休止するなどの対応を取ってきた。3密を防ぐため法要も安全を最優先にして執り行うなど万全の注意を払っている。吉沢道人住職(72)は「先が見えない状況だが、このような時だからこそ角大使のいわれを多くの人に伝え、少しでも早く平穏になることを願いたい」と話した。

特別拝観には同寺庭園の拝観料(高校生以上500円、中学生以下無料)が必要。拝観時間は午前9時~午後4時(最終受け付けは3時30分)。

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