地域おこし企業人 辰野町が福田さん任命

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武居町長から地域おこし企業人の任命を受けた福田さん(中)、協定書を掲げる山本支店長(右)

辰野町は1日、地方自治体が都市圏企業から社員の派遣を受けて地域の課題解決につなげる、総務省の「地域おこし企業人交流プログラム」を活用し、パソナグループ(東京)のシニアマネージャー・福田幸子さん(55)=同町羽場=を同企業人に任命した。福田さんは専門知識を生かして、ITや在宅勤務の推進を含めた町の就業環境整備などに取り組む。町、同社ともに初のプログラム導入となる。

三大都市圏の企業社員が、自治体で地域の魅力向上の業務に従事することで、地方への人の流れを創出する仕組み。企業にとっても地域貢献によるイメージアップや人材育成のメリットがある。派遣期間は最長3年で、国から人件費などの支援が得られる。

福田さんはITエンジニアを経て同社に入社。自治体の雇用促進や母親の在宅勤務支援、社内の若手育成といった業務を担ってきた。辰野町には友人に招かれたのが縁で、昨年夏から定期的に訪問。子育て中の母親や教育関係者らと町の未来を考える懇談を行って関わりを深め、今回の任命を機に町へ移住した。

町ではまちづくり政策課に配属。女性の活躍推進プロジェクトの支援や就業相談のほか、中学生や一般住民のキャリア教育も行う。ITや在宅業務については、女性を中心に各世代の話を聞いて仕事の現状課題を把握した後、業務設計や働きやすい環境整備と合わせて推進策を提案する。

町役場で調印式を行い、武居保男町長と山本剛宏同社松本支店長が、社員派遣の協定を締結。武居町長は福田さんに任命書を交付し「人口減少の課題対応には、就業環境の整備が必要。明るく元気に満ちた活動で、町を良い方向へ導いて」と期待を寄せた。

福田さんは「『人を生かす』がパソナのテーマ。住民の個性を生かして、魅力あるまちづくりに貢献したい」と抱負を述べた。

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