「子どものチカラ」 中高生防災フォーラム

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第2回中高生防災フォーラムが9月17日、諏訪市文化センターで開かれる。諏訪市の防災研修事業で東日本大震災の被災地を訪れた小中高校生でつくる実行委員会が主催。「子どものチカラ」をテーマに講演会とワークショップを行う計画で準備を進めている。

実行委の児童生徒は「虹のかけ橋プロジェクト」に参加し、宮城県石巻市と東松島市を訪問した。一昨年の研修時に現地見学や被災者との交流で、前石巻西高校校長の齋藤幸男さんに「大人の経験値や言うことが必ずしも正しくない。自分たちが考えることが大事」と、子どもが防災を考える機会を託されたことが発端となり、昨年初めてフォーラムを催した。

今回は、小学5年で被災し語り部として活動する石巻高校2年の雁部那由多君や、被災者の心を写真のモザイクアートで癒やした生徒を例にテーマを設定した。当日は、齋藤さん、元中学校教諭の佐藤敏郎さん、雁部君を招き、午後2時から開く。

ワークショップは「自分たちが被災者になったらどうするか」を前提に、4~5人のグループごと「同じ境遇の人に対し何ができるか」など複数の議題の意見を交わし、「子どものチカラ」を導き出す。参加対象は諏訪6市町村の中高生と「虹のかけ橋」に参加した小学生。大人は傍聴のみ。

4月から高校生中心に会合を重ねて準備を進め、1日諏訪二葉高校での第4回実行委では周知方法や議題などを決めた。

実行委員長で諏訪二葉高校2年の河西莉穂さん(16)=茅野市=は、「災害復興には直接的でなくても子どもだからこそできることがある。諏訪地域はいつ大地震など起きてもおかしくなく、中高生が防災に意識を持つことが大切」と話し、中高生に当日参加や次回フォーラムの実行委員会参画を呼び掛けている。

問い合わせは、実行委のメール(bousaiforum.nijipro@gmail.com)、諏訪清陵高の石城正志校長(同校電話0266・52・0201)へ。

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