夏の観光安全に 湖沼レジャーを巡回

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安全対策や新型コロナウイルスの感染防止策について聞き取りをした=諏訪市の紅やマリーナ

本格的な夏の観光シーズンを前に、諏訪地区観光客安全対策推進会議は16日、諏訪湖、白樺湖、蓼科湖で遊覧船やボート、カヌーなどを扱うレジャー業者計12カ所を回り、安全対策の聞き取りを行った。新型コロナウイルスの感染防止策も確認し、安全意識の向上を図った。

県や所在地の市町村、警察署、諏訪広域消防本部などの職員延べ16人が参加。諏訪湖では3班に分かれて計9カ所を回った。このうち紅やマリーナ(諏訪市湖岸通り5)からウインドウェーブの桟橋(同市湖岸通り5)を回った班では、船舶数や救助体制、利用者への指導状況などを聞いて現場を確認した。

事業者からは水草刈り取り船によるヒシの除去作業が大雨で延期になった影響で、湖岸に押し寄せる大量のヒシを指摘する声が多かった。足こぎボートを貸し出す紅やマリーナは「ヒシを避けるために操縦すると遊覧船と交差する可能性がある」とし、早期の除去を求めていた。

また、大雨で多くのごみも流れ着いており「昨年の台風19号以来の量」「湖畔は(業者で)ごみ拾いできるが、湖上のごみはやってもらいたい」という声が聞かれた。湖面に浮いたヒシの上にプラスチックを中心としたごみが乗っており、空き缶やペットボトルが目立っていた。

新型コロナウイルスの影響で、客足が戻り切らないことや感染を不安視する声もあった。観光客の様子については「屋外なので(感染を)気にする様子は特に見られない」と話す業者も。足こぎボートを貸し出す諏訪湖園(同市)は、昨年7~9月で約3500人だった利用者が、今年は3~6月で約50人。「開店休業状態」と話しており、レジャー業者への影響は続きそうだ。

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