ドライブスルーで食材提供 こども食堂再開

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「久しぶり」「元気だった?」―。諏訪地方の有志でつくる子どもの支援団体「CAPS・すわ」は18日、新型コロナウイルスの影響で2月以降休止していた信州こども食堂inすわ「ちゃんちゃんこ」を、諏訪市岡村の地蔵寺駐車場で開いた。参加者の接触を避けるため、ドライブスルー方式の食材提供を初めて導入し、親子とスタッフが5カ月ぶりに笑顔を交わした。

ちゃんちゃんこは2016年5月、子どもへの食事の提供や親子の交流の場づくりを目的に始まり、同寺で毎月第3土曜に開いている。3年間の参加者は運営ボランティア、スタッフを含めて延べ1600人に上るという。

今年はコロナ禍で2月を最後に休止。6月が50回の節目だったという。子どもたちの再開を願う声を受け、ドライブスルー方式の食材提供を考案した。県や諏訪市、下諏訪町のフードドライブと個人提供の野菜、缶詰などを活用し、20世帯分のカレー用食材とお菓子袋を用意した。

準備作業はCAPS・すわのメンバーやシニア大学OB・OG、ボランティアの若者ら約15人で行った。自動車で訪れた親子を笑顔で迎え、身を乗り出して受け取る子どもに「久しぶり」「また来てね」「一緒に作ってね」などと声を掛けていた。

ちゃんちゃんこ店長の林節子さんは「子どもから『いつやるの』と聞かれ、親子の居場所だったと気付き、何かしたいと思った。みんなでテーブルを囲むことはできないけれど、親子で一緒に料理を作って食べる触れ合いの機会にしてほしい」と願っていた。

次回は8月22日午前10時30分から。当面はドライブスルー方式の食材提供を続けるという。

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