トンガで活動の協力隊員 SDGsの絵本制作

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絵本の内容を打ち合わせる原口さん(右)と小林さん=駒ケ根市内の協力隊養成所

青年海外協力隊員として南太平洋の島国トンガで活動した4人が、「持続可能な開発目標(SDGs)」をテーマとした絵本の制作に取り組んでいる。県内関係者では、昨年3月まで赤穂高校(駒ケ根市)の美術教師だった原口風花さん(31)=下伊那郡下條村=と、元高校教師の小林真子さん(26)=須坂市=が参加。22日には、駒ケ根市の協力隊訓練所で内容の打ち合わせをした。完成後、トンガや日本の子どもたちの教育に役立てたい考えだ。

ほかの2人は加藤美希さん=愛知県=、新井雪那さん=埼玉県=。SDGsは、「誰も置き去りにしない」を基本理念に国連が2015年に採択した国際目標だ。海洋汚染の低減や飢餓の撲滅、格差の是正など17分野の地球規模の課題を30年までに解決することを掲げている。

絵本は英語版と日本語版を刊行し、A4サイズ、約40ページを予定。ごみの分別に対する意識の低さなどトンガの課題をSDGsの内容を交えて紹介するとともに、日本の人がトンガの魅力を学べる内容になるという。9月までに完成させる計画だ。

新型コロナウイルス感染拡大のあおりを受け、協力隊として美術教育や卓球指導など に従事していた4人は今春に一時帰国した。新井さんは6月に任期を満了し、ほかの3人も再渡航のめどが立っていない。原口さんは「トンガとの関わりを形に残すことができたらいい」、小林さんは「日本にいても何かやれることはないかと考えていた。トンガの人たちの今後のためになる絵本を作りたい」と話している。

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