県が新型コロナ警報発令へ 警戒レベル3に

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阿部守一知事は3日、県庁で取材に応じ、新型コロナウイルス感染症対策で県が独自に3段階で定めている感染警戒レベルについて、全県または感染者が多く拡大のリスクのある圏域で2(域内感染発生期)から3(域内まん延期)に引き上げ、「新型コロナウイルス警報」を発令する検討に入ったと明らかにした。県によると、同日開いた専門家懇談会では一部の圏域の引き上げについて了承を得た。4日に開く対策本部会議で決定する。

レベル引き上げの基準の一つになっている直近1週間の10万人当たりの新規感染者が全県で1・2人を超えたことを受けての考え。3日発表分までの感染者数では1・32人となった。

一方で、他の都道府県と比べ長野県の感染者数は低く抑えられているため、阿部知事は「現時点では社会経済活動と感染症対策を両立するフェーズ。休業要請などの社会的に影響の多い措置は考えていない」とし、県民には基本的な感染症対策を取った上で冷静に対応するよう呼び掛けた。

全国的には東京都のほか愛知、福岡、沖縄の各県で直近1週間の10万人当たりの新規感染者数が10人を超えており、阿部知事は県の感染警戒レベルについて「レベル4以上を設定することも考えていかなければならない」として、専門家懇談会に諮る考えを示した。

専門家懇談会は非公開。県の説明によると、圏域ごとに感染者発生状況に差があるため、県側が素案として一部の圏域の引き上げを示し、了解を得た。4以上のレベルを設定することについても了承されたという。

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