そばの実でオリジナルメニュー 高校生が協力

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「そばの実アイデアコンテスト」で画面越しに高校生のアイデアを聞く富岡さん(左)と唐沢さん(右)

上伊那産ソバの実を使った商品開発に向け、オリジナルメニューを提案する「そばの実アイデアコンテスト」が7日、オンライン形式で開かれた。主催者であるキャリアコンサルタントの富岡順子さん(36)=南箕輪村=が、新型コロナウイルスの影響で消費の落ち込む地元食材の新たな活用を探り、生産者やそば店を応援しようと企画。伊那弥生ケ丘高校(伊那市)の2年生12人が参加し、若者の感性を生かした料理やスイーツを発表した。

同市荒井のそば店「和そばカフェ」を営む店主の母親唐沢洋子さん(76)から「そばが消費されず困っている」と相談を受けたのがきっかけ。同店には、自家製そばやそば打ち体験を目当てに県外客が訪れていたが、前年の9割近く減ったという。富岡さんは地元高校でキャリア教育に携わる中、地域に関心を持ってもらいたいとの思いで高校生に協力を呼び掛けた。

コンテストは約70分。テレビ会議システム「Zoom(ズーム)」を使って、同校教室や自宅などから参加した。生徒たちは「そば粉を揚げて作るクルトン入りのサラダ」「信州の食材盛りだくさんの和風ピザ」「そばアイスを使ったパフェ」など多彩なアイデアを紹介。男子生徒は「風味を生かすことを考えた。いろんな人にそばを好きになってもらいたい」と思いを語った。

審査結果は後日、食育MOGMOG代表で食育アドバイザーの高橋智絵さん=宮田村=が試作し、ウェブ上で発表する。選ばれたアイデアは商品化して同店で提供されるほか、家庭向けの料理レシピとして公開する。

パソコンの画面越しに見ていた唐沢さんは「若い人と一緒に取り組めることがうれしい。すぐに実現できそうな品もある」と期待。富岡さんは「いろんな人から知恵をもらって助け合える地域になり、活性化につながれば」と話していた。

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