現職の動向注目 下諏訪町長選告示まで3カ月

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任期満了(12月4日)に伴う下諏訪町長選は、11月10日の告示(15日投開票)まで3カ月を切った。今のところ立候補を表明した人はおらず、候補者擁立の動きも鈍いのが現状。当面は、町議会9月定例会で進退を表明するとみられる現職の青木悟氏(66)の動向が注目される。

下諏訪町を除く諏訪地方5市町村の直近の首長選は、いずれも現職、新人が無投票で当選している。下諏訪町では1974(昭和49)年の町長選が無投票となって以降、11回連続で複数候補者による選挙戦が繰り広げられている。こうした背景もあり、次期町長選においても複数候補者による選挙戦を望む町民の声は根強いと言える。

しかし現在の町政運営は、新型コロナウ イルス感染症への対応が迫られる難しい局面にある。「コロナ禍」という特殊要 因をはらむ状況下では、より堅実な町政のかじ取り役を求める町民の声は強く、新人が出馬に二の足を踏む状況を生んでいる。

青木氏の後援会は、4選出馬時に「支援は今回が最後」とした後援者がいる半面、「現状の難局を乗り切るには経験が必要」とし、当選回数にこだわらず他に適任がいなければ推す考えの後援者もいて、コロナ禍が混乱を招いている。

一方、町政の硬直化を招く恐れのある多選を良しとしない人らが、水面下で候補者擁立を模索する動きもある。青木氏不出馬の場合は出馬する-と前向きな意向を周囲に漏らす人もおり、青木氏の進退表明が今後を左右する大きなカギとなっている。

6月1日現在、同町の有権者数は1万6951人(男8163、女8788)。前回町長選の投票率は59.67%だった。

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