中止の「米俵マラソン」 VR方式で代替大会

LINEで送る
Pocket

新型コロナウイルスの感染リスクを考慮して11月に飯島町で開催予定だった「米俵マラソン」を中止にしたことを受け、同大会実行委員会は17日夜、インターネット上で疑似体験するバーチャル(VR)方式で代替大会を実施すると決めた。町内の名所などを巡るコースを360度の動画で配信し、走っている臨場感を参加者に提供。同実行委は「次年度以降の現実の大会に参加したくなるような、町をPRするイベントにしたい」と意気込んでいる。

VR大会は、どこからでも参加でき、走る場所は自由。歩数計などで走行距離を計り、動画内で出題されるキーワードと共に申告する。この条件をクリアするとチェックポイントを通過できるようにゲーム性を持たせ、約1カ月の開催期間内に自分のペースでゴールを目指してもらう。

複数用意するチェックポイントには町の名物スイーツや自然、農業などが疑似体験できる動画を用意。タイムや順位などを競うのではなく、町を丸ごと楽しんでもらうイベントに仕上げていく考えだ。

住民有志が実行委員会を組織して開催する米俵マラソンは昨年まで7回を数え、米俵を担いで健脚を競うユニークな大会として定着した。

VR大会では地元企業2社も全面的に協力。大会に使う米俵を作る「未来いいじま」が事務局、動画の作成や配信などはコンピューター関連の「wave」が担う。参加者にはエントリーした時点で町内産の新米と米俵を贈呈。コスプレして米俵を担ぐ写真を参加者に投稿してもらう仮装コンテストを併せて開く。

大会の参加費、開催期日などは未定で、9月14日の実行委で決定する。次年度以降もVR大会は継続して本大会と併催する計画で、久保島巌実行委員長は「コロナ収束後に町に多くの人が来てもらえるようなイベントにしたい。さまざまな参加の形を提供し、米俵マラソンのユニークさを大切にしていく」と話した。

おすすめ情報

PAGE TOP