貴重な直接面談機会 諏訪地域合同就職説明会

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企業のテーブルの間隔を空けるなど感染防止策を取って実施した諏訪地域合同就職説明会

諏訪6市町村や商工会議所、商工会などでつくる諏訪地域労務対策協議会は21日、来春の大学新卒者ら対象の諏訪地域合同就職説明会を茅野市民館で開いた。新型コロナウイルスの影響で3月、6月に予定していた合同説明会が中止になり、今回は感染防止策を講じて開催にこぎ着けた。学生は会社訪問などに制約がある中、採用担当者と直接話せる貴重な機会として真剣な表情で企業のテーブルを回った。

例年は100社前後が参加するが、今回は諏訪地域の78社が参加。密集を避けるため、午前と午後に分けてほぼ半数ずつ入れ替えた。学生は午前と午後合わせて延べ107人が来場。昨年同時期とは形態が異なるため単純比較できないが、来場者数は多かったとみられる。

学生は企業情報を掲載した資料を見ながら、関心のある企業のテーブルを回った。埼玉県の大学に通う諏訪市出身の4年男子(22)は「コロナが出るまでは売り手市場と言われていたのに状況が変わった。就職先が決まらず不安。関東での合同説明会はすべて中止になり、自分で企業を探すしかない」と話した。

愛知県の大学に通う下諏訪町出身の4年女子(21)は「企業に連絡しても『来春の採用枠はありません』という返事が結構あり、就職活動は大変」と語った。

諏訪市内のソフトウエア業の採用担当者は「今年はコロナのため会社訪問に来る学生が圧倒的に少ない。企業側も学生との接点が少なくて大変だが、学生も手探りなのでは」と推し量った。

相談コーナーを設けた諏訪公共職業安定所は「首都圏などから帰省しにくい中でリモート面接をしている企業もあると聞くが、こうして企業側と直接対面できることは学生にとってありがたいことではないか」と話した。

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