諏訪バイパス未着手区間 来月14日から説明会

LINEで送る
Pocket

国土交通省長野国道事務所(長野市)は24日、国道20号諏訪バイパス未着手区間(諏訪市四賀―下諏訪町東町間)のルート・構造原案に関する説明会の日程を発表した。9月14日の下諏訪町を振り出しに諏訪市と同町でそれぞれ3回、23日までに計6回開く。国交省がまとめた諏訪バイパスのルートと構造の原案が明らかになる。諏訪地域ではバイパスの早期建設に向けた期待が高まっている。

諏訪バイパスをめぐっては、国交省は2016年に都市計画決定されたルートに比べて山寄りを通る「山側ルート」で整備する対応方針を決定した。今回の説明会はルート・構造原案を示し、それに伴う都市計画の変更手続きの流れを説明するもの。並行して環境影響評価の手続きも進んでいて、17年4月には方法書が公表されている。

説明会は長野国道事務所と県諏訪建設事務所が主催。各会場とも同じ説明内容(1時間程度)となるため日時、会場の指定はなく、「都合に合わせて参加して」としている。一方、新型コロナウイルスの感染防止対策で、マスクの着用を求めている。説明内容に対する質問や意見は、当日配布する「質問票」に記入して提出する。後日、回答するという。

ルート原案の発表を求めていた諏訪市、下諏訪町の関係者からは、早期事業化に寄せる期待の声が上がった。

諏訪郡市国道20号改修・バイパス建設促進期成同盟会会長の金子ゆかり諏訪市長は、市議会9月定例会の開会あいさつで「いよいよ具体的な案が国から示される。市民や関係各位の理解と協力をいただきながら、諏訪バイパスの実現に向け、着実に進めていく」と意欲を語った。

下諏訪町では町議会全員協議会で報告があった。青木悟町長は「ルート案には大きな期待を寄せている。これまで時間をかけて慎重に調査、検討をしてきた国には感謝したい。今後、しっかりと地元住民に対して丁寧に説明していただき、1日も早くバイパスが完成するよう町としても協力していきたい」と述べた。

諏訪市議会国道バイパス特別委員会も開かれ、市は説明会の案内チラシを全戸に配布する方針を示した。閉会後、横山真委員長は「諏訪市最大の懸案事項である諏訪バイパスのルート案がいよいよ発表になる。後藤代議士や歴代市長、期成同盟会の各地区の皆さんのご尽力のたまもの。議会としても前向きに協力、支援していきたい」と語った。

諏訪市と下諏訪町の関係地区などでつくる国道20号諏訪バイパス建設促進期成同盟会の渡辺芳紀会長は「やっとという感じ。本当にありがたい。ルート原案が発表されると問題や意見が出てくると思う。同盟会として皆さんの意見をまとめ、県や国に伝えていきたい」と話した。

おすすめ情報

PAGE TOP