武井直也のいた時代焦点 岡谷美術考古館

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岡谷美術考古館で開かれている特別企画展「没後80年 武井直也のいた時代」

岡谷市中央町の岡谷美術考古館は、特別企画展「没後80年 武井直也のいた時代」を開いている。岡谷市出身で、フランスに渡り、帰国後には日本彫刻家協会を立ち上げるなど活躍した彫刻家武井直也(1893~1940)の作品と、武井にゆかりのある郷土の彫刻家の作品計45点を展示している。9月13日まで。

武井は1924年からフランスの彫刻家アントワーヌ・ブールデルに師事したことから、27年に帰国した後も西洋風の作品を多く残す。当時の国内では戦争の影響が日に日に大きくなり、和風な作品がもてはやされる中、西洋風の武井の作品は批判されることもあった。他の彫刻家との作風の比較ができるよう、原村出身の清水多嘉示(1897~1981)など諏訪地域出身作家5人の作品も並べた。

武井の作品はブロンズ像や木彫、大理石彫刻など28点を制作年順に並べた。同館学芸員の宇治美弥子さんは「武井が新たな表現方法や材質を意欲的に試み、創作の幅を広げていった様子がうかがえる」といい、「当時の時代背景も想像しながら見てほしい」と来館を呼び掛けている。

開館時間は午前10時~午後5時で、毎週水曜と祝日の翌日が休館日。一般520円、小中学生260円。諏訪6市町村に在住、在学の小中学生と、市内に在住、在学の高校生は無料。問い合わせは同館(0266・22・5854)へ。

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