茅野市で農ある暮らしを オンラインセミナー

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自宅(奥)に隣接する畑に出て、家庭菜園の様子を中継する久村周一さん(左)と市地域おこし協力隊の土橋応子さん=5日、茅野市豊平

茅野市への移住促進に官民で取り組む「田舎暮らし楽園信州ちの協議会」は5日、オンライン移住セミナーを開いた。首都圏を中心に6都府県の31組がウェブ会議システムを使って自宅から参加。コロナ禍で自給自足に近い生活への関心が高まる中、「茅野市ではじめる農ある暮らし」をテーマとし、4年前に東京から家族で移り住み、家庭菜園に取り組む同市豊平の久村周一さん(43)の暮らしを映像を交えて伝えた。

久村さんの自宅と茅野市役所、東京・有楽町のふるさと回帰支援センター、参加者宅を結んで開いた。定員20組で募集したが、関心が高く、30組まで枠を増やした。

東日本大震災を機に、地方への移住を考え始めたという久村さん。食とエネルギーを自給する暮らしをしたいとの思いがあり、リビングに置くまきストーブも紹介した。

最初の2年は自宅近くにある貸し家に住んでおり、「大家さんが畑の一角を提供してくれた」ことが家庭菜園の始まり。この日はミニトマトなどを育てている畑に出て、市地域おこし協力隊の土橋応子さんと、畑の様子や採れたての味をリポートした。

「夏野菜はお裾分けもある。スーパーで買うことは少ないですね」と伝え、保育園や学校の食農教育も魅力として挙げた。参加者からの質問も続々と集まり、「共有の畑はありますか」との問いに対しては、市の担当者が4カ所にある市民農園を紹介した。

同協議会は、新型コロナウイルス感染症対策で、都内でのセミナーなど例年の活動を見合わせる一方、オンライン移住相談を開始。自給自足に近い暮らしや家庭菜園に関する相談も多いという。

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