県外進学者に地元PR 就活準備合宿

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ゲーム形式で自己紹介をする参加者

ゲーム形式で自己紹介をする参加者

地元就職を考える上伊那出身の大学生らを対象にした「就活準備合宿」が8日から、伊那市西春近の知立市野外センターで始まった。上伊那地方の経済、行政などの関係団体でつくる上伊那地域若者人材確保連携協議会が主催し、県外に進学した若者のUターンにつなげようと、夏休みの帰省に合わせて初めて企画。大学生ら37人が参加し、10日まで3日間の日程で、自分の将来を考えたり、地元企業との交流を行う。

大学進学者の多くが県外に進学する中、地元に戻って産業や地域の担い手となる人材の確保が課題となっていることから、就活開始前の学生をターゲットに早い段階で地元に目を向ける機会をつくり、Uターンにつなげる狙い。2018年春就職予定の大学3年生を中心に募集したところ、定員30人を上回る40人近い申し込みがあった。

初日は伊那市教育委員でキャリア教育に取り組む社会保険労務士の田畑和輝さんを講師に、自分を見つめるワークショップを実施。学生たちは「自己紹介カード」に名前や年齢、通っている学校、参加の目的、将来の夢などを記入し、簡単なゲームをして緊張をほぐした後、「自己開示」や「自己承認」に関するワークに取り組んだり、ディスカッションを行った。

東京の大学3年の女性(20)=伊那市出身=は「上伊那か県内での就職を考えており、情報を仕入れようと参加した。企業の関係者と直接話せる機会はあまりないので就活に役立てたい」。東京の大学3年の男性(21)=南箕輪村出身=は「就活に向け地元か東京かで迷っている。まずは地元にどんな企業があるか知りたい」と話した。

9日は模擬面接を予定。上伊那の有力企業26社が参加する。コミュニケーションスキル講座やエントリーシート講座なども開かれるほか、自分の将来を具体化する「夢新聞」を作る。夜には学生たちと年齢の近い若手社会人を交えてバーベキューを楽しむ。最終日の10日は産学官でつくる「郷土愛プロジェクト」会長の向山孝一KOA会長による講話などを行う。

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