茅野市の新交通システム 利用増へ高校生意見

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実証運行で走らせるバスの利用者を増やすための意見を出し合う高校生ら

茅野市の新地域公共交通検討会議は11日、実証実験を予定している新しい公共交通システムで運行するバスの利用者増に向けて高校生のアイデアを聞く意見交換会を、同市のJR茅野駅前ビル・ベルビアで開いた。ビル内のCHUKOらんどチノチノを利用する高校生9人や検討会議正副会長ら約15人が参加。生徒からは「料金を安くしてほしい」「バス停を乗りやすくして」などの声が上がった。

市が11月以降に始める方針の実証運行の柱の一つであるバス移送は、高校生を主な利用者に想定。乗降拠点とするAコープファーマーズピアみどり店(豊平)と茅野駅間を朝夕2便ずつ走らせる計画だ。

高校生は市職員から新システムの概要を聞き、2グループに分かれてどうすれば多くの人が乗るか話し合った。複数の生徒が「バスの値段を安くしてほしい」と要望。風雨をしのげる屋根付きのバス停設置やIC乗車券「Suica(スイカ)」をバスで利用できるようにする│との声も聞かれた。

店舗割引券など実証運行参加者対象の特典や、高校進学後を見越して中学3年生に利用を呼び掛けたらどうかの提案もあった。進行役を務めた検討会議副会長の高木宏明・福祉21茅野代表幹事は「バスを高校生でいっぱいにしたい。知恵を貸してほしい」と話した。

参加した生徒は普段バスを利用しないが、「料金が安かったり、電子決済を使えたりできれば乗るかもしれない」と話した。

検討会議事務局の市地域戦略課は今後、バス乗降拠点のピアみどり店に近い北部中学校を卒業した高校生対象の意見交換会を検討したい―としている。

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