県内クマ出没相次ぐ 早朝や夕暮れ時注意

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県内でクマの出没が相次いでいる。県の集計では4月から7月末までに計481件の目撃情報があり、人身被害は8月までに下伊那郡大鹿村や松本市の上高地などで少なくとも4件確認された。クマの目撃数は年によって増減があり、平年では8月がピークになるが、大量出没の年には9月以降の目撃も多い。県は今年の傾向を調査している最中だが、今後も生息域に近づく際やクマの活動が活発になる早朝、夕暮れ時に特に注意が必要と呼び掛けている。

県鳥獣対策・ジビエ振興室によると、目撃件数は4月が16件、5月が50件で平年並み。6月に151件、7月は264件と増え、2006年以降の15年間で見ると7月の目撃件数は過去2番目に多かった。人身被害4件のうち3件は8月に集中した。

ブナやミズナラの実など山の餌が不良となる年に、餌を探すためにクマの行動範囲が広がり、里山での出没が増える傾向にあるとされている。県は8月下旬から今月上旬にかけて、各地の山林で餌となる実の生育状況を調べていて今後公表する予定だ。

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