自転車で日本一周 大島さん上伊那を北上

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自転車による日本一周を目指す大島拓実さん=伊那市内

自転車で全国47都道府県を巡りながら日本一周を目指す群馬県太田市の大島拓実さん(26)が23日、飯島町から辰野町までの上伊那地域を走り抜けた。今年から2年間の計画でペダルをこぎ、来年の夏に最終目的地の青森県へ入る見込み。さまざまな経験を積んで「将来は人に勇気や元気を与える人になりたい」と目を輝かせている。

大島さんは工学院大学(東京都)を卒業後、諏訪市の精密機械会社へ就職。在職2年目に体調を崩し、退職した。同市に在住中、自転車で世界一周の経験がある小口良平さん(40)=岡谷市出身=と出会い、自転車旅の魅力を聞いて「自分の気持ちに正直になり、若い時にしかできない挑戦をしてみよう」と決心し、今回の旅を思い立った。

今月8日に群馬の実家を出発し、上田市や長野市を経て松本市の野麦峠から岐阜県入り。同県を回った後、「小口さんや元の職場の同僚に会おう」と再び長野に入った。今後は諏訪から山梨県、静岡県へ向かい、太平洋岸を南下。四国、九州を経て今冬は沖縄で過ごす。来年北上して北海道を回り最後は「青森でねぶた祭に参加したい」という。

自転車は小口さんに借りたツーリング専用車。野宿道具などを五つのバッグに詰めて移動する。車体後部には「日本一周中」と書いたパネルを装着。野宿生活や各地の人と接する中で「価値観の広がりを日々実感する」とし、「旅先では皆さんに声を掛けてもらい、食べ物をいただくことも。感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔を浮かべた。

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