2020年10月7日付

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親なら誰しもぶつかるであろう子育ての悩み。なかなか言うことを聞いてくれないわが子と向き合いながら、理想と現実の違いに戸惑い、心身共に疲れきってしまう▼そんな母親たちの共感を集めたのが、育児雑誌「kodomoe」(白泉社)10月号の特集「本当の育児書」。特に、漫画家のかねもとさんが書く「世界一役に立たない相談室」はユーモラスに子育ての悩みに答える。例えば、偏食がひどいという相談。「好きなものに違う食材を足してみて」。ありがちな解答を読み進めていくと「たまには違う味も-食べません!」▼子どもは思い通りにいかないもの。親の努力なんて気にも留めない。思わず「そうだったよな」と苦笑。「食べないときはどうしたって食べません」「何か食べてれば大丈夫」。肩の力が抜けるようなアドバイスが母親たちを勇気づける▼今、本屋さんにはたくさんの育児書が並び、インターネットにはさまざまな情報があふれる。すぐに”模範解答”が見つかるだろう。しかし、知識が増えれば増えるほどハードルが上がる。そして、期待通りにいかないと落ち込む。まじめな親ほど「正しい子育て」という迷路に陥りやすいという▼ただでさえコロナ禍でストレスを感じがちな昨今。不安やイライラも募りやすい。「”理想の育児”は存在しません!」(かねもとさん)。時には開き直ることも必要ということだろう。

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