水難事故に救助犬活用 蓼科湖で訓練

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茅野署とNPO法人救助犬訓練士協会(神奈川県藤沢市)は12日、茅野市北山の蓼科湖で合同水難救助訓練を実施した。署員12人と協会の指導手5人が参加し、救助犬2頭を活用した水難救助の流れと連携を確認した。

同協会は富士見町落合に八ケ岳国際救助犬育成センターを設置し、センター内で約30頭の救助犬を育成している。東日本大震災や熊本地震などにも出動実績がある。同署とは昨年、災害現場のがれき捜索の訓練で初連携。これに続き、水難救助での連携を確認しようと企画した。

訓練は集中豪雨で大規模冠水などが発生した想定で実施した。今回は大型犬の雄のジャーマンシェパード(5)と雌のラブラドールレトリーバー(6)がライフジャケットを着用して出動。指導手の指示で湖を泳ぎ、おぼれ役の人を岸まで引っ張ったり、浮き輪を届けたりした。救助犬はライフジャケットを着ればすぐに救助に向かうことができるため、ボートなどを準備する手間が省ける利点があるという。

協会理事の大島かおりさん(52)は「水難救助での連携は初めてだが、救助犬がいつも通りに動いてくれた。警察の協力を受けながら救助する流れを確認できてよかった」と手応えを話した。同署警備課の大日方利郎課長は「災害現場で被害を最小限に抑えるために、日ごろからの訓練で互いの能力を知り速やかな救助につなげたい」と今後に意欲を示した。

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