塩嶺王城 サイクリングコースで観光振興を

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eバイクを使ってサイクリングコースを試走する小口良平さんと担当職員ら

岡谷、塩尻、辰野の2市1町でつくる塩嶺王城観光開発協議会は、自転車を活用した観光振興策として、新たなサイクリングコース作りに取り組んでいる。2019年度に着手したサイクリング事業の一環として、今年度はコロナ禍に対応した個人または少人数向けのコースを検討。12日にはアドバイザーを務める岡谷市出身の自転車冒険家小口良平さん(40)=辰野町宮木=と構成市町の職員ら4人がJR岡谷駅を発着点としたコースを電動アシスト付き自転車(eバイク)で試走した。

観光振興策として自転車を使ったサイクルツーリズムが注目される中、同協議会では昨年度、塩嶺王城パークラインを走るガイドサイクリングのコースを作成。昨年10月には関係者によるモニターツアーも実施した。

今年度は9月に同コースで公募による初のツアーを計画していたが新型コロナウイルスの影響で中止に。新たな生活様式に対応した個人客向けのコースを改めて作成することにした。

この日はJR岡谷駅を発着点に鳥居平やまびこ公園、みどり湖、高ボッチ高原などを経て鉢伏山荘で折り返す総延長48・5キロのコースを試走。高低差1582メートルの上級者向けといい、コースの部分的な活用やeバイクを使用した場合の難易度なども確認した。

小口さんは「観光というと外からの目線になりがちだが、地元に興味を持ったり、健康というベクトルでも捉えていける」と指摘。自転車の活用により「地元の人にも楽しめる観光地づくりを進めたい」としている。

協議会では多くの参加者を募るツアー形式ではなく、年間を通じて少人数で楽しめるサイクリングコースを複数提案していく考え。今後、塩尻市や辰野町を発着点としたコースも研究し、来年度以降、マップ作りやイベントなどを検討していく。

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