諏訪湖スマートIC整備 地元小坂区が要望

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今井竜五岡谷市長に要望書を手渡す対策委の委員ら

2023年度末の供用開始を目指す中央道諏訪湖サービスエリアへのスマートインターチェンジ(IC)整備事業で、地元の岡谷市小坂区の住民でつくる「(仮称)諏訪湖スマートIC小坂区対策委員会」と同区は21日、19項目の要望書を市と市議会、県諏訪建設事務所に提出した。県が整備するアクセス道路の詳細なルート案が示されたのを機に、区民や学校、保育園関係者から募った意見を集約したもので、安全対策や環境保全などの対応を求めている。

アクセス道路は県道岡谷茅野線(岡谷市湊)と県道諏訪辰野線(諏訪市豊田)を結ぶ新設の県道。供用開始時には全長約2.4キロのうち、県道岡谷茅野線とスマートICへのアプローチ道路をつなぐ岡谷市側の約1.4キロが先行して開通する見通しだ。

対策委では詳細なルート案が示された6月29日の区民説明会で、住民から整備に関する意見、要望を募り、県や市に提出することを決定。7月1日から1カ月間募集し、132人から20件の要望が寄せられた。その後、対策委で内容を集約し、19項目の要望書にまとめた。

要望事項は交通、環境、工期・工程・工事、補償など多岐にわたる。交通では安全確保のため、市道湊118号線(旧道)への大型車両進入禁止や右左折禁止、スクールゾーン導入などの交通規制強化、環境では近隣地域の振動、騒音、排気ガス対策などを求めた。

岡谷市役所には対策委の委員5人が来訪。小坂勝郎委員長は「岡谷茅野線の慢性的渋滞、交通事故の多発が懸念事項であり、区民にとって安全で円滑に通行できる環境とは言えない状況。旧道は高速走行車両により大変危険」と指摘し、住民の思いに沿った対応を求めた。今井竜五市長は「内容を十分検討し、これからも皆さんの声を聞きながら要望の実現へ努力していきたい。国県にしっかり働き掛けていく」と応じた。

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