高校生が地域活性化 24日ヒシで菓子作り

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高校生の参加を呼び掛ける(左から)矢崎館長、田口さん、海沼さん、横山会長

長野県の地域活性化と県内最大の高校生グループを目指す「メイクアップ信州」(西村直希代表)が、諏訪市駅前交流テラスすわっチャオを拠点に活動を開始した。第1弾企画としてNPO法人諏訪市セーリング協会(横山真会長)、すわっチャオ(矢崎博之館長)と連携し、諏訪湖に繁茂する浮葉植物ヒシの実を使った菓子作りイベント「すわっこひしっこ」を24日午前11時からすわっチャオで開く。高校生の参加を呼び掛けている。

メイクアップ信州は今年7月、諏訪清陵高校3年の海沼怜さん(17)=茅野市宮川=が発起人となり設立。現在は諏訪、松本、佐久地方の高校生12人で構成し、毎週日曜日にウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」を活用し、それぞれが考える企画について話し合いを重ねている。

「すわっこ―」は今月3日、海沼さんが諏訪湖でヒシの抜き取り作業に参加したのがきっかけ。セーリング協会がヒシの実を活用した酒造りに取り組んでいることに感激し、「ヒシの実を使った菓子を作りたい」と提案した。セーリング協会が応援に乗り出すと、高校生の居場所作りや多世代交流を進めるすわっチャオも協力を申し出た。

当日は3団体から計20人が参加する予定。ヒシの皮をむいて実を取り出し、高校生に人気のココアカップケーキとポテトスティックを作る。レシピはメンバーが考え、ヒシの実を刻んで生地に練り込み、焼き上げるという。菓子を食べながら、諏訪の魅力や将来を語り合い、すわっチャオでやってみたいことも考える。

21日夜にすわっチャオで開かれた打ち合わせ会議には、海沼さん、副代表で松本県ケ丘高校1年の田口壱星さん(16)=原村=、横山会長と矢崎館長が出席。海沼さんは「ヒシの実を食べるとみんな『うまい』と言うのに、諏訪湖産というと固まってしまう。それを払拭したい。地域愛は地域を知ることから始まる。ヒシの実から諏訪の魅力を感じてほしい。諏訪を中心に県内各地域の活動につなげたい」と意気込みを語った。横山会長は「大人として応援していきたい」と目を細めていた。

高校生の当日参加を歓迎している。メイクアップ信州はメンバーも募集している。問い合わせはすわっチャオ(電話0266・75・5257)へ。

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