伊那の羽広荘 業態変え来月1日再開

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11月1日に営業を再開する「羽広荘」

新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月上旬から営業を休止していた伊那市西箕輪の「羽広荘」が11月1日、営業を再開する。感染防止対策を徹底するとともに、これまでの宿泊施設から食事や宴会主体の営業形態に変更。「羽広荘 西山亭」としてリニューアルオープンする。「ワンランク上」の華やかな料理を南アルプスの雄大な景色とともに楽しんでもらう。

羽広荘は第三セクターの伊那市観光が指定管理者として運営。1976年にオープンし、80年に増築、2007年に改築を行っているが、古い施設のため、個室にトイレや風呂がないなど時代のニーズに合わなくなっていた。伊那市観光の経営改善が課題となる中で、コロナ禍を契機に営業形態の見直しを決め、冬の宴会シーズンからの再開に向けて準備を進めてきた。

営業再開に当たり、玄関には自動検温装置を設置するとともに、館内の消毒や換気を徹底。利用者にも手指の消毒やマスクの着用を求める。100人規模の宴会が可能な大広間は50人程度に席を減らした。浴場は廃止し、近くの日帰り入浴施設「みはらしの湯」を利用してもらう。

18室ある個室は南アの景色を望める東側を中心に使用。高齢者などの利用にも配慮し、テーブルと椅子を新たに備えた。「商品としての宿泊」はやめるが、合宿など寝泊まりを中心とした団体客の受け入れは続けるという。

料理はランチコース(1800円、2300円、2800円)と、会席コース(4000円、5000円、6000円~)を用意(いずれも別途席料200円と消費税)。完全予約制で、3日前までに申し込む。10月27日からプレオープンするが、既に予約はいっぱいという。11月1~15日はオープニングキャンペーンとしてランチコース10%引き(席料無料)とする。

北原武支配人(59)は「安心安全を第一に、地域に根付いた料亭となるよう取り組んでいきたい」。田畑和樹料理長(57)は「美しい景色と食事をゆっくり楽しんでもらえれば」と話していた。

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