シラカバ林再生へ 原村有志ら環境整備

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今季から原村内のシラカバ林の再生に取り組んでいるメンバー。散策路を新設し、手作りのベンチも設置した

原村を中心とした有志は今年3月上旬から、村内の八ケ岳自然文化園近くのシラカバ林の再生に取り組んでいる。繁茂した枯れ草や雑木を除去し、シラカバの実生の苗が育ちやすい環境を整備。住民の憩いの場にもしようと散策路も新設した。26日は今季最後の作業で約15人が参加。刈り払いや散策路の仕上げを行った。

一帯は八ケ岳中央農業実践大学校(原村)の敷地で、近くに住む山中裕俊さんと杉澤重雄さんが大学校に整備を申し出て作業を進めてきた。杉澤さんによると、15年ほど前までは先が見通せないほどのシラカバ林が広がり、村の絶景スポットとして人気を集めていた。その後、樹勢の衰退が急速に進み、ここ10年ほどは手つかずの状態だった。

当初は数人で始めた作業だったが次第に協力者が増え、原村や茅野市、岡谷市、松本市などの二十数人が協力している。大学校職員や学生も作業を手伝ってきた。

毎週月曜に作業を行い、5月には「白樺林を元気にしています」と書いた木の看板3個も設置。9月下旬からは散策路の新設に着手し、小道の上に農業用ビニールシートを敷き、木材チップを敷き詰めて短く切ったシラカバの枝などを両側に置いた。途中で分かれ道があり、全長は約500メートル。来季はさらに小道を延ばす計画だ。

山中さんは「珍しい植物もたくさん咲くので新型コロナが収まったら観察会をできたら。他の団体とも協力し、村の環境をよくしていきたい」、杉澤さんは「小道を自由に散策してもらえたら。20年かけてシラカバ林を再生させたい」と思いを話した。

来季は春に作業を再開させ、シラカバの苗の植樹などを行う。11月の村文化祭では活動報告のパネルを設置する予定。協力者を募集中。問い合わせは杉澤さん(電話090・7844・5996)へ。

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