下諏訪町長に宮坂氏 無投票で初当選

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無投票で初当選が決まり、支持者と万歳で喜びを分かち合う宮坂徹氏=10日午後6時16分

任期満了に伴う下諏訪町長選は10日告示され、新人で前町議会議長の宮坂徹氏(70)=無所属、清水町=のみが立候補し、無投票で当選が決まった。新型コロナウイルス感染症下で迎えた諏訪地方では初の選挙となったが、「町職員として、議員としての経験を町政に生かしたい」と意欲を見せた宮坂氏が、16年ぶりに町の新たなリーダーとして選ばれた。

宮坂氏は、現職の青木悟町長が引退意向を表明した後、周囲からの出馬を求める声に推され、後援会役員らの理解を得て9月26日に出馬を表明。▽工業とともに観光の産業化を強力に推進▽移住定住を推進し活力あるまちづくり▽安心・安全なまちづくり▽諏訪6市町村の将来像の模索-など八つの柱からなる公約を掲げた。

10月26日には後援会総会・臨時事務所開きを行い、支援の輪を全町的に広げる組織体制や選対本部体制などを固め臨戦態勢に入った。無投票がささやかれる中、陣営は「選挙があるものとして万全を期す」とし、商工連盟下諏訪支部などの推薦も得て、後援会組織の拡大を図ったが、対抗馬がいない状況下で選挙ムードの盛り上げに苦慮した。

町長選をめぐっては、共産党町委員会などで組織する「新しい町政を生み出す町民の会」が11月4日に独自候補擁立見送りを発表。他に水面下での候補擁立の動きもあったが、告示日が近づくにつれ動きは見られなくなった。コロナ禍という特殊な要因もあったが、町内では早い段階から無投票ムードが漂い、町長選への関心も薄く、明確な争点も見いだせないまま選挙を終える結果となった。

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