諏訪市の小中一貫教育 基本内容と骨子を作成

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小中一貫教育の基本的な内容が発表されたゆめスクールプラン推進委員会

諏訪市教育委員会は、未来創造ゆめスクールプランに基づいて導入する「小中一貫教育」の基本的な内容と骨子を作成した。小中学校の教員が互いに乗り入れて授業を行うなど、小中9年間を見通した教育課程を編成し、児童生徒の成長を支える仕組みを整える内容。11日夜に市役所で開いた第10回ゆめスクールプラン推進委員会(東部地区第1期)に報告し、了承を得た。2021年4月に施設併設(隣接)型小中一貫教育学校に移行する上諏訪小中学校で初めて実施される。

基本的な内容はA4判4ページ。同プラン基本計画(18~27年度)に基づいて市教委が作成した。小中一貫教育は系統的な教育課程の編成が可能で、「中1ギャップ」の緩和や異年齢集団による学習・行事の充実が期待できる。市教委は「自らを拓き、未来を生きる子ども」の育成を掲げ、「伝え合う力」を育む授業を大切にしながら、社会的な自立や思いやり、古里を思う心を育む教育活動を推進する方針だ。

具体的には、小中学校の教員は小中双方の職務に携わる「小中併任」となり、互いに乗り入れて授業を行う環境を新たに整える。小学校高学年の算数や英語、理科などに教科担任制を導入するほか、つまずきやすい算数や数学、英語などでは、学年をつないだ繰り返し学習や少人数学習、複数教員による指導を取り入れた授業を実施する。

中学校は2年まで学年の教員が全学級の担任になる「学年担任制」とし、サポート体制の充実を図る。特色ある教育課程が編成できる特例を生かし、小学校の「すわっこ学習」や中学校の「諏訪学」で探求的に学び、諏訪に生きる誇りを育む。諏訪版キャリア教育「相手意識に立つものづくり科」も力強く展開していく。また、地域と連携した学びのまちづくりを推進する。

基本計画は諏訪市の7小学校区を東部、南部、中部の3地区に分けて小中一貫教育を進めるとしている。上諏訪小中学校以外は23年度以降、各地区との議論を経て順次導入する考え。基本的な考えは広報すわ1月1日号に掲載し、全戸に配布する予定だ。

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