原中の脇田さん県知事賞 木工工作コンクール

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テンセグリティ構造を用いた木工ランプについて仕組みを説明する原中の脇田さん

原村原中学校3年の脇田潤さん(15)が、「県児童・生徒木工工作コンクール」(県木材青壮年団体連合会主催)で最優秀賞(県知事賞)を受賞した。張力材と圧縮材のバランスを利用した「Tensegrity(テンセグリティ)」構造を用いた「テンセグリティ・ランプ」を出品。3回目の挑戦で初入選、最高賞に輝いた。作品は今後、全国審査会に出品される。

脇田さんは中学1年生のときに技術の授業で木の加工を学んでから木工が好きになった。同コンクールに1年生時から出品を始め、ランプや折り畳み式ゴム鉄砲などを出品。今年はどんな作品を作ろうか│と悩んでいたところ、動画共有サービス「YouTube(ユーチューブ)」でテンセグリティ構造を知り、作品に取り入れることを思いついた。

新型コロナウイルス感染症の影響で学校が休校となった4月に小さな試作品を作製。これを基に夏休み中の約2週間で、高さ約60センチの本番作品を仕上げた。ランプは10個の木材パーツと4本のワイヤで構成。こだわりは、ランプシェードの木枠に小さな穴をたくさん開け、障子紙を貼ることで点灯時に水玉模様が浮かび上がる仕組みだ。

「外側の3本のワイヤはバランスを取っているだけで、中心の1本で木材をつり上げている。支柱にもエネルギーが集中するので鉄心で補強した」と構造を説明。「目の錯覚で浮いているように見えるランプができた。自宅の和室に置きたい」と受賞を喜び、笑顔を見せた。

コンクールには全県の小中学校から2915点の応募があった。入賞は9点で、12月に長野市役所で表彰式が行われる。最優秀賞3点は全国審査会に進み、結果は来年1月に発表予定。

諏訪地方からは他に、下諏訪町下諏訪北小学校4年の大村耀介さんの「下馬橋(たいこ橋)」が県教育委員会賞に選ばれた。

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