次期中川村長選 曽我氏が不出馬正式表明

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中川村長の曽我逸郎氏(60)=無所属、同村葛島=は17日、同村の望岳荘で会見し、来年5月12日の任期満了に伴う村長選に「立候補しない」と正式に表明した。曽我氏は「在職11年を過ぎた。別の人の新鮮な視点で村の将来を再検討した方が、村にとって良い結果につながる」と不出馬の理由を述べた。

曽我氏は後援会内部に「不出馬表明が早すぎる」の声があったことに触れ、「決定は速やかに村民へ知らせるのが民主主義」とし、「村民が村の課題と将来を考え、議論する時間は多い方がいい。立候補者が進むべき道を提案し、議論する時間も必要」と早期表明の理由を語った。

今後約9カ月間の在任中は「秋からの予算編成作業で、来年度以降につながる個々の案件を村職員と精査し、次の村長が停滞なく村のために働けるようにしたい」とした。後継者は「私が積み重ねた村の良さを生かして持続する村づくりを進めてくれる候補を望む」としながらも「最終的には村民の選択」と述べ、指名しない方針を示した。

今後は「ライフワークを充実したい」と望み、「釈尊の教えを研究したり、インドへも行きたい」とする一方、国政への転身は否定した。

会見に同席した後援会「曽我逸郎と窓をあける会」の宮崎據会長(82)は「村長3期の約束を守り、村のためによくやってくれた」とねぎらい、後援会は村長任期が満了した時点で解散する意向を示した。会長は「曽我さんの考え方を継承する候補者を支持する」という。

曽我氏は長崎県対馬出身。京都大学文学部を卒業後、大手広告代理店の電通へ入社。社員時代からたびたび中川を訪れるようになり、退職後に移住した。伊南地域の市町村合併破たん後の2005年、49歳で村長選に初出馬で当選し、現在3期目となる。

同村長選では今のところ、目立った立候補の動きはない。

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