市役所に「経木」の照明 伊那市

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伊那市役所市民ホールに展示された「経木」を使った照明器具

伊那市は、木を薄く削った包装材「経木」をランプシェードのように使った照明器具を市役所1階市民ホールに展示した。経木は本来、食品を包むために使われるが、車載機器や音響機器大手のJVCケンウッド(横浜市)が経木の新たな活用方法として試作、提案した。

市は地域産材の有効活用や脱プラスチックを目指して経木の普及を推進している。同社は市内に子会社のJVCケンウッド長野があることが縁で、循環型社会の実現に向けて取り組む市の姿勢に共鳴。経木が市民に親しまれ、活用が広がることを願い、試作品を寄贈した。

点灯すると南アルプスのシルエットが浮かび上がったり、東京五輪・パラリンピックの聖火リレーのトーチをイメージしたりしたものなど5種類。経木を通して放たれる、やわらかく、ぬくもりのある明かりが独特の雰囲気を醸し出している。

26日にはJVCケンウッド長野の北平浩幸社長が市役所を訪問。「玄関の素晴らしい場所に設置していただいた」と礼を述べた。市耕地林務課は「今後の取り組みの参考にさせていただき、経木のさらなる普及を図っていきたい」と話していた。

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