青木悟下諏訪町長 4期16年振り返る

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4期16年間を振り返って質問に答える青木悟町長

12月4日の任期満了に伴い退任する下諏訪町の青木悟町長が長野日報社の取材に応じ、4期16年間の在職期間を振り返った。「一番良かったことは4回の選挙があったこと。公約をつくり、町民に訴え、約束したことを果たすために走った16年だった」と充足感をにじませた。

■青木町長 一問一答

―任期満了まであとわずか。16年を振り返って今の心境は。

町長を志したきっかけは突発事故のようなものだった。16年前、当時の高橋文利・元町長が在職中に急逝し、これからどうなるか町民が考えていた時。高橋・元町長が当選した時は三つどもえの選挙で町が分離していた。出馬した3人の支援者をまとめ、町を安定させたいと思っていた。選挙期間中は行政と住民が一体となってつくる町の先頭に立たせてほしいと訴えた。

1期は当時破綻寸前だった町の財政状況改善のため、計画づくりを進めた。町民の声を聴くことを心掛け、町民の要望を反映するためアンケートや調査を実施し、持続可能な町づくりのための事業計画を立てた。国の補助金が出ず白紙になった下諏訪南小学校の校舎建て替え事業は、町、地域住民、学校関係者で協議する場を設定し、何が子どもたちのためになるかを考えながら進めた。

2~4期は良い発想を事業に結び付け、構想にしていくことが仕事だった。赤砂崎の健康スポーツゾーン整備は、当時の担当職員の提案で湖畔にスポーツ器具5基を設置したことから広げた事業。災害など経験したことや人との出会いも生かした。

―次期町長に期待することは。

自身のネットワークを生かしてほしい。御田町や四ツ角駐車場の整備事業を含め、観光の産業化に期待している。諏訪大社下社秋宮周辺の活性化や、湖畔環境を健康福祉の観点で有効利用できる施策を考えてもらえればうれしい。

―退任後はどう過ごすのか。

妻と家族などに対して犠牲にしてきたものがある。少し自分の時間を取り、家族との時間をとってから次を考えたい。まちづくりが好きなので、まちづくりに関わることがあれば参加したい。

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