県原産地呼称管理制度 信州米沢米2件を認定

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2020年度県原産地呼称管理制度の認定シールを貼った「信州米沢米」や、認定書を手にする生産者の吉田さん(中)、品川さん(右)、折井さん

県内の農産物や加工品で、特に味と品質が優れた品を認定する2020年度県原産地呼称管理制度で、茅野市の米沢地場産物直売所協議会の「信州米沢米」(コシヒカリ)2件が認定された。生産者はいずれも地元米沢の会員で、今年で9回目の吉田耕平さん(82)と、新たに共同で取り組む品川悦男さん(64)と折井健次さん(67)。認定ラベルが貼られた新米は米沢米の中でもさらに人気で、精米が直売所に並ぶとすぐに売れるという。

米沢のコメは、高島藩の殿様の御膳米として献上されたという。同協議会は、知事認証の「信州の環境にやさしい農産物認証制度」(一般的な栽培方法に比べ化学肥料・農薬を50%以上削減)に取り組み、「信州米沢米」を商法登録してブランド化させた。

認定米になるには、第1、2次審査の後、コメの食味の専門家らの審査委員による官能審査があり外観、香り、味、粘り、硬さから総合的に判定される。作付面積50アール以上、同水系といった基準もある。

同協議会によると、今年のコメは長雨や日照不足によるいもち病の発生で全体的に例年の2割ほどの減収だった。

吉田さんらは「稲作には厳しい環境の中で2件の認定を得られたことは大きな成果。全国に広がる米沢米のファンの期待に応えられるよう来年も頑張りたい」と話している。

問い合わせは同直売所(電話0266・82・0363)へ。

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