引きこもりの人ら支援 居場所づくりへCF

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引きこもりの人などの居場所にするために改修費の寄付を募集している建物=茅野市多摩川

障がい者の就労支援や介護サービスなどに取り組むNPO法人ふくろうSUWA(茅野市玉川)は、引きこもりの人や生活困窮者らの居場所づくりへインターネットを通じて寄付を募るクラウドファンディング(CF)を実施している。居場所の隣にはシイタケ栽培施設を併設して就労準備訓練も可能にしようと準備しており、同法人は「働きづらさを抱える人を後押ししたい」と話している。

事業名は「働くための準備運動『みんなの居場所秘密基地づくり』」。働いてみたいけど勇気が出ない、どこに相談したらよいか分からない-といった悩みを持つ人に相談や就労訓練の支援をする。地元企業と連携して就労体験も行いたいとする。

目標金額は250万円。居場所に活用する、ふくろうSUWAの近くにある旧倉庫の床や壁の改修費やトイレ、台所の設置費のほか、テーブルやいす、パソコンなどの備品購入費に充てる計画だ。

隣接地に建設中のシイタケ栽培施設で当事者に合わせた就労準備訓練を行う。「人と関わりが少ないシイタケ栽培から始め、作業を通してコミュニケーションの機会を増やせれば」と同法人。建設費は県みらい基金の助成金を活用する。

居場所とシイタケ栽培施設は来年1月中旬のオープン予定で、開所したら利用者を募集したいとしている。多機能型事業所「ふくろう玉川」の管理者を務める岡部和人さんは「行政の支援から漏れている人を支援したい。引きこもりや、生活に困難を抱えている人が多く居ることを知ってほしい」。同法人の義経恵美子理事長は「少しでも応援していただければありがたい」と話している。

寄付募集は来年3月31日まで。県みらい基金が運営する「長野県みらいベース」のサイトから1件1000円以上で寄付できる。

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