スワリカみまもり発信器 18日から実証実験

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18日から茅野市北山小学校の協力で児童が通学かばんに着ける「スワリカみまもり発信器」

茅野市の委託を受け、産学公で無線通信技術LPWA(ローパワーワイドエリア)を活用した製品開発に取り組む「スワリカブランド」創造事業で、公立諏訪東京理科大学(同市)は14日、児童見守りデバイス「スワリカみまもり発信器」の実証実験を18日から同市北山小学校の児童を対象に実施すると発表した。通学、帰宅する児童の位置が分かるシステム。期間は2週間で、70台を貸し出す。

子どもを対象とした見守り装置は通信機器各社から既に販売されているが、4~5日間隔での充電が必要な点や購入時に契約が求められる点などが課題で普及していない現状があるという。

その課題を解決するため、みまもり発信器では、低消費電力で長距離通信が可能なLPWAを活用した登山者見守りシステムの技術を応用。発信器が移動すると自動で電源が入り、GPS(全地球測位システム)で取得した位置情報を発信し、スマートフォンなどの通信機器で発信器の場所を確認できる仕組みを開発した。位置情報のみを発信するため、個人情報保護の面でも有効という。

発信器の大きさは、縦85ミリ、横50ミリ、厚さ20ミリ。重さ52グラム。回路設計をエー・アイ・エヌ、回路をアイン、ケース制作をみやまが担当した。カメラ用乾電池を使用し、3カ月以上作動するという。

小林誠司特任教授は「実際に役立つかどうかはまだ未知数。多くの子どもたちが安心して暮らせるための技術を生み出し、地元企業にフィードバックしたい」と話している。諏訪市内の小学校でも2月初旬から実証実験を行う予定。

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